クッキーを焼く時、レシピにはかならずと言っていいほど、オーブンの予熱が必要と記載されています。
時間がない時や暑い日は予熱なしで焼きたいものですが、予熱は本当に必要なのでしょうか?
クッキーを予熱なしで焼くのは大丈夫?
結論から言うと、オーブンの予熱なしで焼く場合、食べられなくなるわけではないけれど、見た目も味も悪くなるということになります。
手作りクッキーはそもそも手間がかかるもの。
せっかく、生地作り、作ったのであればおいしく食べたいと思う人が多いのではないでしょうか。
クッキーを焼く時、オーブンの予熱が必要な理由
クッキーはかなり繊細なお菓子です。
焼成時間、温度によって、見た目はもちろん、舌触り、食感、味が変わってしまいます。
同じ生地、同じ温度で同じ時間焼いたとしても、オーブン内の場所によって、仕上がりがバラバラです。真ん中に置いたクッキーは茶色くてカリカリなのに、端の方に置いたクッキーは白っぽくしっとり仕上がった経験をした人も多いのではないでしょうか。
1,バラつきを抑える
仕上がりにバラつきが出る原因はオーブン内の温度が場所によって違うことが原因です。
予熱をしたとしても、多少のバラつきが出てしまうものなのに、予熱をしなければ庫内の温度のバラつきは大きくなってしまい、失敗の原因につながりかねません。
古い機種のオーブンや大型のオーブンは特に庫内の温度に差が出やすいと考えられます。
2,形と食感をよくする
クッキーの原料の中にはバターを入れる場合が多いのではないでしょうか。
一般的にはバターを完全に溶かしてから入れることよりも、白っぽく柔らかく練ったものを使うレシピが多いため、「予熱なし=低い温度から時間をかけて焼く」ことでクッキーの生地に練りこんであるバターが溶けてしまい、形が崩れてしまいます。
また、高温で一気に焼き上げるのと低温でじっくりと焼き上げるのではクッキーの食感にも違いが出てしまいます。
予熱なしで焼き上げたものは油がにじみ、表面も乾燥してしまうため、サクサク感というより、ぼそぼそとした食感に仕上がってしまいます。
予熱なしでもOKなクッキーは?
基本的にはオーブンの予熱は必須のクッキー出るが、中には予熱なしもでもできるクッキーがレシピサイトで紹介されています。
その多くはバターの代わりにサラダ油やココナツオイルなどを使ったクッキー、バターを使う場合でも溶かして使うタイプのザクザクとしたハード系クッキーです。
ザクザクとした食感のクッキーでは予熱なしで焼いたクッキーのデメリットが出にくいので、時短のためにも予熱なしでも十分おいしく焼くことができます。
まとめ
クッキーは焼成時間や温度の違いで同じ生地でも、仕上がりがかなり異なるお菓子です。
クッキーの焼きムラを抑えるため、形や食感をよくするためにも基本的にクッキーをオーブンなしで焼くということは、基本的にはおすすめできません。
ただし、バターを練りこまない、ザクザクとした食感を楽しむタイプのクッキーを作るときは予熱をした時に出やすいデメリットを感じにくいため、予熱なしで焼くものよいでしょう。


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