あく抜きしたたけのこやたけのこの水煮の内側を見ると、白いカビのような塊がぎっしりと入っていることがあります。
加熱したたけのこは日持ちしないので、レトルトの水煮の場合は酸っぱい臭いがすることがあるため、カビが生えてもう食べれないのかと思ってしまうこともあるでしょう。
たけのこの白い粉の塊はチロシンという栄養素
たけのこについている白い塊はカビではなく、チロシンというアミノ酸の一部が結晶化したものです。
自律神経の調整や代謝を担っている甲状腺ホルモンや髪の毛や皮膚の黒色色素メラニンの材料になる栄養素です。
集中力の向上やうつ病の改善、ストレス軽減、疲労の緩和、白髪の改善に効果が期待されています。
チロシンはチーズや大豆製品、ナッツやバナナに多く含まれています。
納豆の賞味期限が切れてしまった時に納豆に白いつぶつぶがついていることを見たことがあれば、それと全く同じものが、たけのこにも表れたということです。
体に害があるものではなく、むしろアミノ酸の一部であるということであれば、洗わずに積極的に食べたいところです。
チロシンは見た目はもちろん、少し苦みがあり、舌触りがよくないので、おもてなしの料理の場合には洗い流してから調理をした方が失敗は少ないでしょう。
本当にカビてる?腐ったたけのこの見分け方
たけのこは日持ちしない食品なので、本当に傷んでしまっていることもあります。
生のたけのこは茹でて、水につけて冷蔵保存をした場合、1週間ほどで傷んでしまいます。
その際、たけのこ全体がぬるぬるになり、つけていた水がとても臭くなります。
また、たけのこの水煮を袋から出して冷蔵保存していた場合は、青カビやピンク色のカビが生えることがあります。
このような状態になった場合は、速やかに廃棄しましょう。
腐らせないために、水は毎日取り換え、一週間以内に使いきることをおすすめします。
それ以上、保存したい場合は食感は損なわれてしまいますが、冷凍するようにしましょう。
まとめ
たけのこについている白い塊はカビではなくチロシンというアミノ酸の一種であることがほとんどです。
チロシンははチーズや大豆製品、ナッツやバナナに多く含まれています。
また、一般的には自律神経の調整や代謝を担っている甲状腺ホルモンや髪の毛や皮膚の黒色色素メラニンの材料になるといわれていますので、なるべくなら洗い流さずに食べたいですね。
ただし、見た目は去ることながら、少し、苦みを感じることもあり、舌触りが悪いのでおもてなし用のお料理の際には取り除くことをおすすめします。
たけのこはもともと日持ちがしない食品なので、全体がぬるぬるしたり、異臭がする場合、青カビや赤カビが生えた場合は腐敗しているため、食べることはできません。
たけのこは日持ちしない食品のため、長く保存したい場合は食感は悪くなりますが、冷凍保存することをおすすめします。



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